ボディーガイド コンディショニング×トレーニング 西荻窪

骨格を知るものは… 【西荻窪・パーソナルトレーニング】




『変化を恐れないためには知ることが必要だ』

前回の記事で書かせて頂きました。

ということで、少しずつ「知」の部分を書いて行こうかなと思います。

運動指導者だからできること

わたしのところに行き着く方は、何らかの違和感や痛みなどを抱え、これをどうにかしたい!という思いと共にいらっしゃいます。
私は治療家ではありませんので治療はできません

ではなぜ頼っていただけるのでしょうか?

それは、
解決へのプロセスを根拠に基づいてきちんとガイドすることができるから
だと自負しております。

フィジカルトレーニングの定義づけ

フィジカルトレーニングとは?=筋肉を鍛えること

強ち間違いではないのですが…

フィジカルトレーニングとは?=骨の動かし方を再教育すること

これがボディーガイドでは正解となります。

運動指導者であるわたしの何よりもの強みは、

①骨の動かし方(トレーニング方法)を知っていること

②動かし方をおぼえて頂くまで、諦めさせずにしっかり添い遂げることができること

②に関しては、一見するとただの“根性論”に見えてしまいますが、違います。

根拠のないガンバレは、誰よりもわたしが一番嫌いです。

そうです。

ガンバレの根拠=知性

なのです!

また、身体の動かし方を知っていると言うことは、動作を見るだけでその良し悪しの判断ができます。

目の前で繰り広げられる現象=“ストーリー”を見ます。
つまり、立ち居振る舞いを見ます。
(指示に従って動いて頂くこともあります)

重心バランスがどう崩れていて、どこに要らぬ負荷がかかっているのかの大体が判断できます。

そしてなぜその現象が起きているのか?

そのままそのストーリーが続くとどうなるのか?

ではそのストーリーをどう修正すればいいのか?

こうしてストーリーを一緒に見直し、ハッピーエンドへの道のりを歩みはじめます。
これが正に“ボディーガイド”の由来です

そしてその解決手法は、先に述べた通り、

フィジカルトレーニング
骨の動かし方を再教育する

です。

骨が一番大事

10年もの間、たくさんの身体を診させて頂いてきて、たくさんの失敗と成功を経験してきました。
今のところの結論がこれです。

骨格を知るものは身体を制すると言ってもいいのではないか?とさえ思っています。
いや、それはさすがに言い過ぎか…?笑

実際、関節可動域に影響を及ぼす要素については、筋肉(筋膜)41%、関節包47%、腱10%、皮膚2%と言うエビデンスが出ております。
▲「ホリスティックコンディショニング1」矢野雅知先生の著書より引用

・筋肉をストレッチするだけでは関節の固着は取れない。
・関節が正しく動かなければ、ストレッチの効果も出ない。
・筋肉が伸びないならば、縮みもしない(弾性が失われる)。
・骨が正しく安定しない or 骨が正しく可動しない
=運動効果は出ない

この事実を無視できません。

だからわたしは
骨の動かし方の再教育という言い方をしているのです。

正に骨ありきの筋肉。

実際にわたしは、関節の動作を改善させることで良くなるケースに多く出くわしてきていますので、その経験則からも骨を知ることの大事さを身に染みて感じています。

骨を知る

ということで、まずは骨を知るために
骨を数えてみましょう♪

さぁ、人間の全身の骨(成人)は全部で何個あるでしょうか?

…本当に数えようとした方、そのガッツに拍手(笑)

正解は約206個です!
(個体差が生じることがあるので“約”としています)

まぁ、ここはなんとなーく頭の片隅に置いておいてください。

では続いて…

足の骨は片足で何個ありますか?

数えられましたか?
(全身よりは数えられると思うのですが…笑)

そうです、片方だけで26個です!

両足で52個にもなるんですね!!

これを多いと取るか、少ないと取るか…

わたしは、初めてこの事実を知った時、カミナリに撃たれるが如しでした!

だって、全体の1/4個ですよ?

もっと言うと、手の骨も足と似たような配列で同じ個数あるのですが。

両手52個

両足52個

合計104個!

身体中の骨の数の半分以上を手足で占めている!!!

どうですか?
衝撃的でしょう??

…あれ?わたしだけですか?(笑)

それだけ重要視しなければ行けない箇所なのではないかな?
と、強く思ったものです。

そしてその後、それを確信させられる事例にたくさん出会ってきました。

特に足。

足は
支持基底面=身体を支える基礎
になる場面が多いので、機能低下を起こすことも多くなるのです。

そして、

マイナス骨連鎖

という現象から、

「○○の痛みの原因は足首にあった!?」

なんていうビックリ仰天の事実が浮かんできたりもします。




この記事を書いた人

KUMA
KUMAコンディショニングトレーナー
『思い通りに動く』 を科学して運動を通じて問題解決へ導くトレーナー。
*節々の怪我や違和感の原因究明
*日常動作の改善
*競技能力向上
*生活習慣病対応
*手術後等の後遺障害リハビリ
*マタニティヘルス(産前産後)
などの臨床経験多数あり。
2022年6月に東京都杉並区西荻窪に自店舗『ボディーガイド コンディショニング×トレーニング』を構える。
その他、株式会社スポーツオアシス契約トレーナーとして雪谷24Plus店(田園調布)にて勤務。
現場一筋、指導歴は16年目に突入。
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