コンディショニングとは?
トレーニング効果をしっかりと引き出すために、
種目を実際していく前に力学的エラーが出ないように『下準備』をすることです。
①骨格を、トレーナーによる関節の凹凸の法則(関節包内運動)を応用した動作誘引を行い、関節本来の滑りを促していく。
②神経–筋肉の反応や機能を、トレーナーによるサポートを受けながらエクササイズを行うことによって本来のはたらきに戻るよう促していく。
骨格が正しい位置にないと、動かしづらいのはもちろん、筋肉が過度に緊張して“弾力”のない状態になります。
筋肉は「伸びる・縮む」を繰り返さなければなりません。
「弾力のない筋肉」で無理にトレーニングを頑張ってみたところで…
筋肉は正しく機能しません。
また、この状態を「神経が正しく機能していない」と言い換えることができると考えます。
ボディーガイドでは『コンディショニング(=整える)』の時間を
毎回15分〜25分程度、設けます。
骨格 & 神経-筋肉にエラーがない状態に整えてから、
その日の状態に合わせたトレーニングメニューを構築していきます。
どうすれば整うのか?
再び大きく崩れないようにするには?
謎を解くためのキーになっている事柄にある程度見当をつけなければ、そもそもプランは立てられません。
行く道が決まっていないのに、どこにハシゴをかけるのでしょうか…?
コンディショニングを通じて、まずはあなたの軸を一緒に見つけましょう。
問題解決への流れ
①自分を知る
『事象のみに囚われすぎずに原因を探し出す』
“痛み”をはじめとした「感覚」はとても大事なシグナルです。
しかし、それに囚われすぎて「木を見て森を見ず」ということになりがちです。
痛みがあるところに原因があるとは限りません。
例えば、同じ「膝の痛み」という問題でも、場合によってアプローチ方法は違ってきます。
ある人は、膝周りの筋肉のストレッチやトレーニングが効果的かもしれない。
ある人は、膝にストレスを与えてしまっている他の関節の動きを正常化させる事が効果的かもしれない。
ある人は、とにかく抱えた悩みを話して吐き出すことが効果的かもしれない。
このように「総合的・包括的」に事象を捉える必要があります。
トレーナーの手技を介して自分の身体の状態を確認し、まずは自分を知ることからはじめましょう。
②自分に気づく
『トレーニングとは今の自分を図るための手段である』
「この動作を行う時には、身体はこう動かなければならない」
「このぐらいの負荷に耐えるには、このくらいの筋力と感覚がなければならない」
など、必ず理論的にお伝えします。
そして感覚だけでなく知識として習得していくと、今の自分はそれが「できているのか?いないのか?」を気づくことができるようになります。
こうして自分の中に指標が出来上がります。
『力が入る、パワーが発揮できる、スムーズに身体を動かすことができる状態』を保つことを「体軸の確保」と言います。
「正しいフォームでの動作ができていること」と言い換えることもできますね。
良い状態を常に維持し続けるというのは理想ではありますが、現実そうは行きません。
なので人の身体は崩れていくものと捉え、崩れる度合いを少なくしたり、崩れてもすぐに修正がきくようにしたり、
コントロールできるようにしていこうと考えていきます。
「良い自分」も「悪い自分」も知っていなければエラーに気づけません。
③自分を創造する
『今日の自分を超える』
「良い自分」をコツコツと継続していくということは、自分を創り上げるということに繋がります。
ただその場しのぎで整えるだけでなく、経験を積ませることで強化をするのです。
そしてハードルをひとつひとつクリアしていくと、物理的にも精神的にもブレにくい体軸として形となります。
そして体軸がしっかりすることで、崩れにくい身体になります。
よって、抱えていた問題がクリアになるだけでなく、再び問題が再燃するのを防ぐことができるのです。
『整えてから 鍛えるから 解決します!』
根本解決するための考え方
身体調整システムの構築
体づくりは1日にしてならず。
そしてトレーナーは「神の手」でもなんでもありません。
あなた専属の『案内人』にすぎず、
あなた自身が歩みを進めなければ、景色は変わらないのです。
ですから、少しずつご自分の身体はご自分で責任が取れるように五感を駆使して「学習」して行く必要があります。
その考え方を解説します。
目指すところは、今抱える問題を解決に導くことだけに留まりません。
「健康管理=セルフメディケーション」ができるようになることまで見越していきます。
闇雲に鍛えればいいというものでもない。
ストレッチやマッサージをすればいいというものでもない。
身体についての知識をただ詰め込めばいいというものでもない。
コンディショニングとトレーニングは常に最強のバディとなってトレーニングメニューに組み込む必要があります。
システムを構築していくために
人は良いも悪いも習慣で作られています。
トレーナーとのセッションはあくまでキッカケに過ぎません。
セッション時間を1時間として。
1日24時間のうちの1時間しかありません。
1週168時間のうちの1時間しかありません。
たった1時間「やらされる」トレーニングをしても習慣は変わりませんよね。
1時間をヒントにして残りの時間をどう有意義に過ごすか?が重要だと思いませんか?
根拠のない「がんばれ」は言いません。
「トレーナーさんが何とかしてくれるんでしょう?」というスタンスはお断りいたします。
それがどれだけ無意味なことかを知っているからです。
習慣を変えるための『計画・実行・評価・改善』は、常にトレーナーとの二人三脚です。
一緒に歩んで行きましょう。
“ボディーガイド”します!
以上のコンセプトを軸にして道のりを確実に、最短距離で進めるように『ガイド』します。
そしてこれがわざわざ時間とお金をかけて、専属トレーナーをつけてトレーニングをすることの意味と意義であると考えます。
人間には知性があります。
コンディショニングとトレーニングには普遍的な原理原則があります。
私たちは目標を立てて、目標に向けたアプローチ方法を検討し、その道のりを歩むための術を身につけることができます。
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ますは初回体験コースをご受講ください。