身体調整システムの構築
目指すところは、今抱える問題を根本から解決することだけに留まりません。
「健康管理=セルフメディケーション」ができるようになることまで見越していきます。
闇雲に鍛えればいいというものでもない。
ストレッチやマッサージをすればいいというものでもない。
身体についての知識をただ詰め込めばいいというものでもない。
コンディショニングとトレーニングは常に最強のバディとなってセルフメディケーションのためのメニューに組み込む必要があるのです。
システムを構築していくために
人は良いも悪いも習慣で作られています。
トレーナーとのセッションはあくまでキッカケに過ぎません。
セッション時間は1時間。
1日24時間のうちの1時間しかありません。
1週168時間のうちの1時間しかありません。
たった1時間「やらされる」トレーニングをしても習慣は変わりませんよね。
1時間をヒントにして残りの時間をどう有意義に過ごすか?が重要だと思いませんか?
なのでこちらから一方的にメニューを投げつけることは致しません。
根拠のない「がんばれ」を言いません。
逆に「トレーナーさんが何とかしてくれるんでしょう?」というスタンスはお断り致します。
それがどれだけ無意味なことかを知っているからです。
習慣を変えるための『計画・実行・評価・改善』は、常にトレーナーとの二人三脚です。
一緒に歩んで行きましょう。
①自分を知る
『事象のみに囚われすぎずに原因を探し出す』
“痛み”をはじめとした「感覚」はとても大事なシグナルです。
しかし、それに囚われすぎて「木を見て森を見ず」ということになりがちです。
痛みがあるところに原因があるとは限りません。
例えば、同じ「膝の痛み」という問題でも、場合によってアプローチ方法は違ってきます。
ある人は、膝周りの筋肉のストレッチやトレーニングが効果的かもしれない。
ある人は、膝にストレスを与えてしまっている他の関節の動きを正常化させる事が効果的かもしれない。
ある人は、とにかく抱えた悩みを話して吐き出すことが効果的かもしれない。
このように「総合的・包括的」に事象を捉える必要があります。
まずは自分を知ることからはじめましょう。
②自分に気づく
『トレーニングとは今の自分を図るための手段である』
「この動作を行う時には、身体はこう動かなければならない」
「このぐらいの負荷に耐えるには、このくらいの筋力と感覚がなければならない」
など、必ず理論的にお伝えします。
そして感覚だけでなく知識として習得していくと、今の自分はそれが「できているのか?いないのか?」を気づくことができるようになります。
こうして自分の中に指標が出来上がります。
『力が入る、パワーが発揮できる、スムーズに身体を動かすことができる状態』を保つことを「体軸の確保」と言います。
「正しいフォームでの動作」ができていることと言い換えることもできますね。
しかし、良い状態を常に維持し続けるという願いは到底叶いません。
なので人の身体は崩れていくものと捉え、崩れる度合いを少なくしたり、崩れてもすぐに修正がきくようにしたり、
コントロールできるようにしていこうと考えましょう。
③自分を創造する
『今日の自分を超える』
ただその場しのぎで整えるだけでなく、経験を積ませることで強化をするのです。
そしてハードルをひとつひとつクリアしていくと、物理的にも精神的にもブレにくい体軸として形となります。
そして体軸がしっかりすることで、崩れにくい身体になります。
よって、抱えていた問題がクリアになるだけでなく、再び問題が再燃するのを防ぐことができるのです。
“ボディーガイド”します!
以上のコンセプトを軸にして道のりを確実に、最短距離で進めるように『ガイド』します。
そしてこれがわざわざ時間とお金をかけて、専属トレーナーをつけてトレーニングをすることの意味と意義であると考えます。
人間には知性があります。
コンディショニングとトレーニングには普遍的な原理原則があります。
私たちは目標を立てて、目標に向けたアプローチ方法を検討し、その道のりを歩むための術を身につけることができます。